新築の家をニッチで素敵な暮らしに

新築のご計画のなかでニッチを一度検討してみてはいかがでしょうか?
収納するものや飾るもので個性を出すことができるニッチ。
また、空間のアクセントにすることも可能です。 大きな金額をかけることなく新築をするにあたり自分たちの家らしさを演出することができるニッチについて一緒に考えていきましょう。

ニッチとは
ニッチは、「すき間」「くぼみ」と言う意味。建物の壁の一部をへこませた部分のことをいいます。ちょっとした小物を置いたり、壁に絵を掛けたりするのが目的です。
その為新築のご計画でも手軽にアクセントにできて人気も高いです。
壁を飾る目的なら、飾り棚もおしゃれな既製品がたくさん出回っていますね。DIYで簡単に取付けるだけで、お部屋をおしゃれに演出できるところが人気です。
でも、壁から出っ張ってしまうので、狭い空間には不向きです。
ニッチの費用は?
新築でのニッチの費用については大きさや場所によって変化します。
効率よくそれほど大きくないサイズでお考えであれば数万円からできるでしょう。
ではどのような場合にニッチの費用が大きくなるのでしょうか?
大きなニッチを作りたい
その場合は柱や筋交いなどの構造躯体を避ける必要があります。
その為、対処法として壁を余分に厚くする方法などがとられることがあります。
大きなニッチを作りたい場合はその分、柱や筋交いを避けなければいけないので費用が大きくなってしまう要素になるでしょう。
仕上材にこだわる
クロスで仕上げるか、タイルで仕上げるか、笠木で仕上げるかなど仕上げによって金額が変わってきます。
特に仕上げについてよくある失敗は笠木を設置したときのクロスとの取り合い部分にコーキングを打つことがあります。
そのコーキングに埃がつき掃除がしにくいということがあるでしょう。
仕上についてもよく検討していきましょう。

ニッチに照明
ニッチに照明をつけると一気に雰囲気が変わります。
その為の配線や照明器具などを用意するのにも費用がかかるでしょう。
どこまで費用をかけるかはそのこだわり次第です。
ニッチは収納ではなく飾り棚
ここを勘違いしてしまうと失敗してしまうかもしれないので注意しましょう。
ニッチはあくまで飾り棚で趣味のものなどを飾りながら収納する場合はあるかもしれません。
そのため収納としてイメージするのであればよく考えて設置しましょう。
新築時では使っても、生活スタイルが変わって使わなくなってしまうこともございます。
飾り棚として考える時に上記のような使い方とは別の方法もあります。
洗面やトイレなどスペースを有効活用するニッチ この場合は飾り棚というより収納の使い方です。

洗面やトイレであればお客様が見る機会は少なくなるでしょう。
自分たちの想いでの品や趣味を飾るニッチ
思い出のものや自分たちの趣味を飾ることで自分らしさがより出るでしょう。
またその趣味や思い出は時間が経つほど深みがあるものとなります。
ですのでニッチを使わなくなることも少ないかもしれません。
またこの場合は新築のおうちのなかでもニッチがその部屋の主役になることもあるかもしれません。

玄関などでお客様を出迎えるニッチ
この場合はお花や絵などを飾ることがあります。
またセンス良くまとめることができればニッチを額縁として自分でその時の気分で帰ることもできるかもしれません。
新築の家ではお客様を出迎える機会が増えるかもしれません。
有名ブランドのデザイン性の高すぎる壁紙や、個性的なタイルなど。大好きだけど取り入れにくいアイテムでも、ニッチのように小さなスペースなら、『アクセント』として取り入れることが可能です。もともと小さくまとまっているスペースだからこそ作れる自由な空間が、ニッチの素敵なところです。
さいごに
設計の段階から、綿密に打合せをしておきたいニッチ計画。新築だからこそ、ニッチのバリエーションが広がります。
新築住宅を建てるときは、ニッチの位置や大きさなどをコーディネーターに細かく相談して、あなただけのオリジナルな空間を作りましょう。
この記事が気になった方は、いつでもお気軽にご相談ください。お待ちしています。