建築費用は今年が一番高い?!【後編】

建築費用高騰のため、2022年はお家づくりを見送るべき?
前回は、建築費用高騰の背景や、建築資材・住宅設備の値上げについて説明してきました。
一番心配なのは「この状況でお家を建てても大丈夫なのか」ということではないでしょうか。
結論から言うと、建築費用が値上げされているからといって、お家づくりを見送る必要はありません。
後編ではお家づくりを見送る必要がない理由について説明していきましょう。
前編はこちら
購入を先延ばしにしても有利になる可能性は低い
「値上げされているのなら、値下がりするまでお家づくりを待とう」
と思うかもしれませんが、
建築費用が値下げされる可能性は極めて低いと考えられます。
建築資材費・住宅設備費・人件費の3つはすべて上昇傾向にあるため、現在を底として、
これからも上がっていくと予想されているからです。
そのため、2022年にお家づくりを見送ったからといって、有利になる可能性は低いでしょう。
建築費用の値上げを理由に住宅購入を悩んでいるのであれば、
値上げよりも自己資金や返済プラン、ライフイベントなどから
住宅を建てるタイミングを考えてみてください。
住宅を建てるタイミングについて、詳しくまとめている記事がありますので
こちらも参考にしてください。
【画像をクリック】

https://www.2x6satoru.com/article/costcostcost.html
まとめ
コロナ禍やロシアのウクライナ侵攻、円安などのさまざまな要因によって、建築費用も年々上昇しています。
とくに2022年は住宅設備メーカーが相次いで値上げを発表したため、
お家づくりを考えている方は大きな不安を抱いたことでしょう。
この先の建築費用の正確な予測は誰にもできませんが、
価格の上昇はこれからも続いていくと考えられます。
住宅資金や返済プランに無理がないのであれば、
値上げされているからといってお家づくりを見送る必要はありません。
理想の土地・建設会社が見つかったタイミングで、前向きにお家づくりを進めてください。